金の貸し借りは苦しい

2019年7月18日

金を借りたら何が悪い!

って、借りるのは悪くありませんが、返さないのがよくないですよね。お金というのは蓄えておければいいのですが、中々日々の生活費が大変で貯蓄にまで手が回らないなんてこともあるのではないでしょうか。

そんな時に急な出費があったとき、お金が必要なときってあると思うんです。
事故などですね。自損事故で、自分の車が破損したときの修理代が発生したなんてケースがあるかもしれません。
自損事故ならまだ車の使用を我慢すればよいのですが、人身事故ですと、保険に入っていなければ更に多額の賠償金が発生してしまいます。

事故ではなくとも、家電の故障などで、日々使っているものの買い替えを迫られたときでしょうか。今年の夏は暑かったので、エアコンの不具合が多くでたりしたようです。
エアコンが使えなかったら、命の危険もあり得ましたので、修理または買い替えは必要です。

必要だけど、お金がない!
こんな状況って不意に来てしまうものなんです。

そんなときに借りるって発想になります。
では、どこから借りたらよいのでしょうか。

借りる前に考えたいのはまずは自分で何とか出来るかどうかです。
簡単なのは持ち物を中古ショップに売ることですが、新しい商品でないと高額で買い取ってもらえません。

ほぼ新品でも、発売日から年数が経っていると、数万円で買った物も「値段が付けられません」となります。

千円くらいは付くだろうと思ったスチール棚が買ってもらえなかったのは地味にショックでした。

やっぱり、高く買った物は高く買いとってもらいたいと思いますが、中古ショップですと難しいかもしれませんね。

オークションだと、意外と高値が付くこともありますが、即決してもらえないと、即時性が低いです。

そこで、借りる。という決断に至ります。
ちょっと時代がかってますが、質、も借りる一つの手段ですね。

ぼく自身は質屋を利用したことがないので、聞きかじりですが、質草を持って行ってお金を借り、期限までに返せなければ質流れになる。

手数料とかどんな感じなんですかね。

あとは消費者金融ですかね。テレビでCMやってますので、結構身近に感じるのではないでしょうか。

ぼくの子供の頃は武富士ダンサーズが踊りまくっていたり、宇宙人やお地蔵様が、金貸しの手先となって、暗に借りてくださいとせまったり、かわいい子犬の切なさを全面に押し出したりして、すごかったです。

子供だったので、面白いCMだなあという感想しかありませんでした。ジョー・リノイエのsynchronized loveかっこいいなあとかそんな感じでしたね。

親もわざわざ「金貸しのCMだよ」なんて言いませんからわかりません。

親しみやすいキャラクターで、気づいたらいつの間にか金を借りていた!なんてこともあるかもしれませんね。

で、借りる対象として消費者金融を使うのはなんか抵抗がありますよね。下に小さく「年利14%」とか書いてあったりして。これが複利で数回転がったら、金利だけを払う生活に陥りそうです。こわい。

となると、知り合いから借りますよね!無金利で!

ぼくは知人から金を借りたことが一回あります。いや、二回ですね。
一回目は大学の時。二回目はお恥ずかしながら四年前くらいです。
二回目は借りたと言うより、お金がなさ過ぎて、ご飯を奢ってもらうことが多かったというエピソード…。

大学の時は、借金の完済が見えてきたので、友達に少し借りて、借金を一気に返しました。

これは恥ずかしい話なので、機会があれば今後話すかもしれません…。

でも、どちらも申し訳ない気持ちになって「早く返さなくちゃ」という気持ちが返すまではいつもありました。

大学の時はバイトをしていたので、借りてから返すまでに2ヶ月くらいかかりました。四年前は、余裕ができてきて、相手に奢り返せるようになったのはそんなにかからなかったような気がします。

この時点で、「お金を借りると友情にひびが入るなんているけれど、そんなことはないじゃないか」と思っていました。自分がすぐに返したというのもありましたし、その後も、特に表面に問題が出てきたりはしなかったからです。

 

ところが、今度はこちらが貸す側になりました。ちょっとあれですが、職業柄周りにギャンブルを大人のたしなみとする人が多く、負けて困窮するとお金を借りに来る人が多かったのです。

ぼく自身は最初貸すときは、多少たくわえがあったので、困っているなら貸してあげようという、大げさに言うと慈悲の心でお金を貸しました。自分が借りたら申し訳ないから早く返そうとしていたこともあって、全額完済はすぐには無理でも、毎月1万くらいなら返してもらえるだろうというイメージがありました。

でも、ギャンブルで困窮していると、次の月もすぐにお金を用立てるって気持ちがなかなかないみたいで、何か月も返してくれないこともありました。それではいかんと思って、「せめてひと月に1万は返そうキャンペーン」を実施して貸している人たちに呼びかけました。

うん、まあ、複数人に貸していたのですが、困ったものです。

それで、そうこうしているうちに貸しすぎて、今度はぼく自身が困窮してきました。困っている人にいい顔したいのと、この時点でも「そのうち返ってくる」と楽観的にしていて、さらに貸し付けていたからです。

そうなってくると人間って怖いもので、「返却期限はない」といってニコニコ貸していたぼく自身が「早く返してもらわなくちゃ」という気持ちになっていったのです。

当時としては本当に真剣に悩んで、「どうしてお金を貸してしまったのだろう」という気持ちで、夜にもやもやすることが多かったです。返してくれない友達を恨んだりしたこともありました。

厳しい言葉を友達に投げつけたり、返済を迫ったりして、その当時はきっと人が変わったようだと思われていたかもしれません。

 

その後、こちらの財政が持ち直したので、まだ貸している金をすぐに返せとは言わなくなりましたが、自分の心の闇を目の当たりにして、お金って怖いなと思いました。

衣食足りて礼節を知る。という言葉の通り、自分に余裕がないと相手のことを気遣えないということが分かりました。

また、貸した相手にとっては「借りた金を返すのは最優先事項ではない」と思っていることを理解していませんでした。自分の考え方とは違っていることに気が付かなかったために、長い間もやもやしてしまいました。

先人たちの言葉通り、人間関係が壊れそうな危機を感じましたし、自分の性格の醜さを感じてしまったので、いい経験にはなりましたが、もうあんまりこんな体験はしたくありませんね。でも、貸した金が戻ってくるのを待っていますが…。今現在貸している金はあと10年くらいかけてゆっくり返してもらう予定です。

 

返してくれるかなあ。と心配しつつ、みなさんも周りに金を貸すときは余裕のあるときに貸して戻ってこなくても問題ないようにするか、きちんと返済期限を設けて、精神が暗黒面に落ちないようにしましょう!