自分がやらねば誰かやる!

2019年7月18日

空の勇者たち

空の勇者たち

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会社に行きたくなくなったら何が悪い!

何が悪いって、精神にきてるんでしょうねえ。慢性的かはともかく、日曜のサザエさんを観たあたりから憂鬱な気持ちになる傾向の人が多いので、誰しもそんな気はあるものと思っています。

ぼくは幸いなことに、今所属している会社は快適で、行きたくないなって思ったことがありません。

これはぼくが契約社員で、本当の意味での責任を背負っていないということも原因のひとつです。

責任があると、ミスしたときに叱責やら、嫌味やら言われてしまうことがあります。
それがつらい、という人が精神にダメージを受けてしまいます。

ある意味、仕事に真剣に取り組んでいて、そのために、言われたことを真正面から受け止めてしまうんですよね。

ちゃらんぽらんな人ほど、叱られたことを受け流して(?)、気にもとめないので、ダメージは皆無ということがあります。

そのお叱りを受け止めてくれれば成長してくれるかもしれないのに、まったくもう!って思っちゃいます。

ネット社会になって、それまでは社会欄の隅に埋もれていたようなことでも、人々が関心を持つと思えば大々的に発信されるようになりました。

その一つに過労死があります。

過労死は仕事が多く、残業も多く、眠る時間さえ削って働く肉体的なものと、肉体的にもそうですが、精神的にも追いつめられて病んでしまう鬱によるものがあります。

肉体的な過労死では、くも膜下出血や脳溢血など、突然死に繋がる病気が多いので、本人の自覚も大事ですが、周りが気遣うことも重要になります。

足がふらついていたり、記憶がおかしかったり、そういえばおかしかったよね、と思えるような症状が出ていたら気にしてあげて欲しいです。

また、そんな症状がなくても、毎日残業しているような同僚がいればそれとなく気にかけて欲しいですね。

そして、気持ちを病んでしまう人は、ある日突然爆発したりします。
突然泣き出したり、叫んだり、情緒不安定な人は気持ちが弱っていると考えてください。

でも、ここで気をつけなければいけないのは、「あなたは病んでいる」と断じてしまってはいけないということです。

本人は病んでいると気づいていないかもしれません。また、そのような状態で病気認定すると、パワハラ問題に発展してしまいます。

私を病人に仕立てて、会社を辞めさせたいのね!
とかですね。もちろん、心配からの発言なのですが、本当に注意しないと余計に追い込んでしまうかもしれないのです。

なので、まずは少しだけでも話を聞いてあげましょう。ご飯を食べに行ったついでに、愚痴をきくのでもいいじゃないですか。
聞くというのは、あなたのことを受け入れてますよ、という言外のサインになります。

つまっていた気持ちがほぐれるかもしれませんので、相手のことを否定せずに話を聞いてあげましょう。

そして、そんな鬱な気持ちになりそうなほど一生懸命に働いている皆様方。お疲れ様です。きっと、あなたは真面目で、周りに迷惑をかけたくない一心で働いていると思います。
ぼくは適当な人間なので、そんな方々に頭が下がります。
そんな適当な人間から言われたくないかもしれませんが、一つお伝えしたいことがあります。

もし、気が病んできたり、会社に行きたくないと言うことが頭をよぎったら、自分は疲れているのかなと心配してあげてください。

疲れているけど仕事に行かなくちゃ、私がいなければ仕事か回らない、私が作業しなければ周りに迷惑をかけてしまう…。

そんな不安を抱えているかもしれません。

でも、大丈夫。

あなたが休んでも仕事は回るし、支障もありません。

体の傷が治るように、砂浜の穴が波で均されていくように。

最初は混乱するかもしれませんが、それもほんの一瞬です。

自分がやらねば誰かやる。

よいですか?もう一度繰り返します。

自分がやらねば誰かやる。

社会では、代わりはたくさんいます。
だから、あなたは疲れたら休んでもいいんです。そのことだけを忘れないでいてください。

じゃあ、仕事を休んで職がなくなったら責任取れんのか?軽々しく休んでクビになったらどうする?

と言うかもしれません。

ぼくは責任は取れません。取れませんが、逃げ道はあることだけ教えます。

日本は普通からそれた人は相当頑張らないと普通のルートに戻れません。戻るには大変苦労します。

でも、今死んだりするよりはずっといい。
将来後悔するかもしれません。でも、生きていれば、努力するチャンスはあります。死んだら、それまでです。

周りの家族も、将来苦労することがわかっていても生きていて欲しいと思います。

仕事を投げ出すわけではありません。無理が生じてきた。だから、交代するだけです。

自分がやらねばだれかやる。

苦しい時はこのことを思い出してください。



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