学生ローンとは何か?奨学金とは違うのか?金利等の違いを解説

2019年9月19日




ローンが嫌いだったら何が悪い!
何かを払わなくてはならない状態が嫌なんですよね。
でも、現代ではお金を借りることのハードルが低くなってきていて、便利な反面よくわかっていないとあとで困ることになります。

学生ローンもその代表格で、奨学金と勘違いされることがありますが、学生ローンとはどんなものか見ていきましょう。

学生ローンについて

学生ローンとは

学生ローンとは、学生を対象にしたローンです。
ローンとはつまり借金の事で、返済の義務があります。
学生と付くと、なんだか利用者に優しいイメージが付きますが、そんなことはなく、金利も普通の消費者金融のローンと同じくらいか、場合によっては高くなる場合もあります。

「借りられる金額は年収の1/3まで」という規約があるが…

借りられる金額は年収の1/3までと定められています。

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でも、あれ?学生だから収入なんてないんじゃないの?

そう、だから、ものすごく厳密にいうと、働いていない学生はローンを組めません。

しかし、「貸金業法」によると、一社からの借り入れが50万円未満、他の会社と合せても100万円未満なら、収入証明書を提出する義務がありません。

月にアルバイトで5万円稼いでいるとしたら、

5万円 × 12ヶ月 = 60万円

年収は60万円という事になります。

60万円の1/3なら上限は20万円までですが、それ以上の金額を借りたい時に収入証明書を出す必要がないので、ウソの申告をして多く借りることが出来てしまいます。

金利はいくら?

金利は借りる金融機関にもよりますが、学生ローンの金利は年間9%~18%と高い水準の金利となっています。

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えっ、じゃあ普通の消費者金融で借りたほうがいいんですか?3%や4.5%なんてのも見かけますし・・・

消費者金融での低金利というのは、きちんとした収入があり、社会的に信用がある場合です。
収入がなく社会的信用がない学生は、金利も高く設定されてしまいます。

返済が滞ると遅延金が発生する

学生ローンは借金なわけですから、支払いが滞ると遅延金が発生します。
正確には遅延損害金といい、支払期限が過ぎた日から日割り計算で加算されていきます。

支払期限までに支払いを済ませればこの遅延損害金は発生しませんので、支払い期限までにきちんと支払うようにしましょう。

使用目的ははっきりとさせる

お金を借りるにあたり、使用目的を問われます。
お金を借りるというのは大抵はまとまったお金なわけですから、何かに使うあてがあって借りるのだと思います。
夕飯を食べるために1000円借りる。というのはないでしょう。

以下のような目的であれば、断られることはほとんどありません。

・学業のための費用(教材費・セミナー費など)
・旅行
・資格取得(運転免許など)
・交通費
・交通手段取得(バイクや車の購入)

ただし、ギャンブルのための借り入れ等では、審査が通りません。

印象をよくするためにも正直に使用目的を話しましょう。

ブラックリストに載ることもある

滞納をして、61日が過ぎてしまうと、ブラックリストに載ることがあります。
ブラックリストに載ってしまうと、借金を完済してから5年間クレジットカードを作れなくなったり、ローンを組めなくなったりするので、気を付けましょう。

奨学金との違い

学生ローンの事をざっくりと見ましたので、奨学金と比較してみましょう。

学生ローン 奨学金
金利 9~18%程度 1%以下
延滞時 支払い期限を過ぎると遅延損害金が発生する 手続きを踏めば支払いを待ってもらうことが可能

(期限が過ぎれは遅延金が発生します)

借り入れの条件 ゆるい 厳しい
返済時期 借り入れから一定期間後 卒業・退学などで学生ではなくなった時から
貸し出し機関 金融機関 非営利団体

このように、学生ローンと奨学金では、明らかに金利が違います。
学生ローンの最低金利は9%としましたが、これは一部の学生ローンの利率を引用しています。
それ以外の学生ローンでは概ね15%程度が最低金利となっているので注意が必要です。

また、返済時期も、学生ローンは借り入れから一定期間後で返済が開始になりますが、奨学金は学生が終わった時からになります。
つまり奨学金のほうが返済期限に対して猶予があることになります。

支払期限が来た場合も見ても、学生ローンがすぐに遅延損害金が発生するのに対し、奨学金は手続きをきちんと行えば、返済猶予期間をもらえます。

学生ローンと奨学金は全くの別物

以上の事から、学生ローンと奨学金が全く違うことが分かるかと思います。

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学生ローンと奨学金は似たようなものなんだな

という認識でいると、金利差から途方もない額になってしまう事もあります。
違いをよく知って、賢く利用しましょう。