1万PVを達成するまでの経緯を解説します。ダメな見本で反面教師に。
平均の8倍も期間がかかったら何が悪い!
直近の1か月間でやっと1万PVを達成しました。
7月でもなく、8月でもなく直近の1か月というところに恣意的なものがあると言われればそれまでですが、一つの目標としていた1万PVを達成できたのでこれまでの流れを書いてみたいと思います。
この記事は「こうすればできるよ!」というタイプの記事ではなくて「こうするとこんなに時間がかかってしまうよ!」ととらえてもらって、反面教師にしてもらうといいかなと思います。
Contents
構想段階 2017年末
ブログをはじめようと思ったのは2017年ごろかなと思います。
ちょっと記憶がおぼろげですが。
ブログをやると儲かるらしいという直球な誘惑があり、じゃあ自分もやって副業にしてみよう!という甘い考えを持っていました。
この時はやろうという意気込みはあったものの、何も行動に移さずにいました。
というのも、仕事をしているといろいろ言い訳ができてしまうからです。
・今日は遅くなったから
・別の用事が入っているから
・体が疲れているから
なんでも言い訳になってしまいます。
そして、こんな言い訳を抱えて「仕方ないよな」と思いながら日々は過ぎていきました。
でも、頭の中では何とかしてチャレンジして儲けたいというのがあったので、行動に移さない自分にもやもやしつつ、言い訳ばかりしていました。
もやもやだけが募ります。
無料で何とかしたいと模索する
2018年3月ごろに、いよいよ本気になろうと思って、サーバーを借りたり色々する前に、無料で何とかできないかと模索し始めます。
自分で何とかしようと思ってもよくわからないのでドットインストールを見て、仮想サーバーでブログを立ち上げるってのに挑戦したのですが、全然うまくいかなくて。
動画をアップした時代と、現在ではソフトウェアのバージョン等が違っているのかなと。
動画で紹介されている結果と違う結果になっても、いろいろと調べて解決しようとしたのですが、全然うまくいかなかったです。
おそらくですが、専門知識があれば当たり前のわかりやすい解説をされていたのかもしれませんが、ぼくがにわかだったので、説明されていたことをうまく形にできませんでした。
そんなこんなで
時間のある時にやってみよう
↓
うまくいかない
↓
解決方法を探る
↓
うまくいかない
↓
なえる
↓
しばらくするとまたやる気を出す
というループで、また数か月消費します。
これは、お金を出すのを渋った結果ですね。
すぐにサーバーなどを契約してサイトを立ち上げればもう数か月は早くブログを作れたかと思います。
真剣にやろうと思ったことに対しては、ある程度の投資はしたほうがいいかと思います。
ブログ立ち上げ黎明期
2018年8月にやっとブログを開設します。
このブログですね。
いやもう、サーバー契約してお名前ドットコムでドメインとって、設定したらすぐに立ち上げることができたので、数か月ムダにしたなぁという思いがすごくありました。
うまくいかないなら無料ブログで始めてもよかったかもしれませんが、稼ぐならサーバーを借りてブログを立ち上げるっていうのを方々で目にしていたので、無料ブログで書くという選択肢はありませんでした。
ブログ初心者なら雑記ブログというのを目にしていたので、雑記ブログです。
ずっと変わりません。
ジャンルは3つくらいに絞ったほうがいいという、先人の知恵を無視して、多岐にわたってしまっています。
これは、自分の得意なものがわからないということと、多くのジャンルにしてしまうことの伸び悩みってのをあまり理解していなかったのが原因でしょう。
当初は、社会人として働いてきたので、仕事に関しての心構えとか、仕事で経験したソフト(イラレとかフォトショップ)の解説を書いていこうと思っていたんですね。
これまた、ブロガーの諸先輩方のアドバイスを無視して、キーワードも選定せず、構成とかもよく考えず、アドバイスになるんじゃないかなと思ったことを書き連ねていきました。
そしたら、やっぱり全然読まれないんですね。
自分が長年インターネットを使っていても、ユーザーが何に魅かれてそのページをクリックしたかなんて意識してないですからね。
記事タイトルにキーワードがあるとか、知りたそうなことが書いてありそうとか、そういうのってやっぱり気が付かないもんなんだなぁと思いました。
そんなわけで、自己流で役に立ちそうなことを書く日々が続きます。
好き勝手に書くと読まれない記事を量産することになります。
ほんの少しだけ読まれた記事の誕生
誰にも読まれない記事を量産しているある日、少しだけアクセスを集めるような記事が出てきました。
といっても、日に5~10アクセスくらいですけど。
パチンコ業界で働いているので、2020年4月からホール内が禁煙化されるってことは早くからうわさされていました。
ぼくは、タバコを吸わないので、禁煙化は大歓迎ですが、なぜ禁煙化するのかわからなかったので、調べて記事にしたんですね。
で、これがまぐれで、同じように気にする人がいたわけなんですね。
ぼくは意識していないけれどニーズに合致したから、読まれたんだなってことがわかりました。
今年の4月までは割とコンスタントにアクセスがありましたが、4月を過ぎてからはほとんどアクセスはありません。
もうみんなの周知の事実になってしまったからですね。
今後行われることについて詳しく説明するってのは興味を引くんだなって思いましたし、旬が過ぎたら読まれなくなるってことも理解しました。
ただ、この時は、「解説したら読まれるのか?!」と思って、法令などの解説を書いたりしてみましたが、全然読まれませんでした笑。
何が違うんだろうと思って考えてみましたがよくわかりません。
じゃあ、人の役に立つ豆知識みたいなのを集めてまとめたら読まれるのかな?
と思ったのですが、これもうまくいきませんでした。
改正健康増進法の記事だけが淡々と読まれる日々が続きます。
このあたりから、読まれる記事と読まれない記事の差って何だろう?と考えるようになりました。
いや、すっごい遅いんですけどね、その境地に立つのが。
8か月くらい経って月間PVが100いってませんでしたからね。
先輩ブロガーたちの言う「3か月目からは伸びてくる」っていう証言と違うなぁと思いながら、きっとそのうち伸びてくるっていうように楽観的に考えていて真剣に向き合っていかなかったのもうまくいかない原因かと思います。
そのまぐれ当たりをもとに、どうしたら読まれるのかをいろいろ試してみるがうまくいかない。
じゃあ、読まれるものと読まれないものの差って何だろうと考える
いろんなやり方を試す
雑記ブログなんだから何してもいいや!って気持ちを持って、様々なブログを巡回し、「この方法がうまくいった」ってのを見かけたら、やってみることにしました。
マンガの書評
雑学の記事
アニメの紹介
で、やっていくうちに、あまり調べなくてもいい記事と調べるのにすごく時間がかかる記事があるなぁと思ったんですね。
あまり調べなくてもいい記事は、ゲームだったりマンガだったり、アニメだったりしたわけです。
ぼくがずっとやってきている趣味というか習慣ですかね。
ペルソナを作って、人のために役に立つ記事を!ってよく言われているんで、これが役に立つだろうとか、あれが役に立つだろうとか考えてしまって記事にしていたんですが、自分が日常的に触れているものでもいいんじゃないかってことに、このあたりで気が付きます。
仕事のことを話してもいいんですけど、いろいろ書いてきて仕事の何を話せば人の役に立つのかなぁってことがまだわからなかったんですね。
じゃあ、自分が興味持って楽しんでることを書いちゃえってことで、アニメの解説をしてみようって思いました。
生活の中で仕事以外に多く触れているものというと、アニメとゲームとマンガとパチスロだったんですね。
ここだけ切り取るとすごくダメ人間なのですが、実際ダメ人間なので仕方ないですね笑
それでできたのが、上の歌舞伎町シャーロックの解説記事です。
ちょうどネタ満載の作品でパロディが多めだったので、解説のし甲斐があったんですね。
元ネタであるシャーロックホームズとどう絡んでいるのかとか、背景に書かれているものはどんな意味があるのかを考えて調べたりするのが楽しかったです。
完全なシャーロキアンではないので間違いがあるとは思いますが、間違いも含めて読んでくれた人は楽しんでくれたのかなと思います。
2匹目のドジョウとばかりに、啄木鳥探偵處の解説もやってみました。
こちらも探偵もの、史実をネタにしたものということだったので、やってみましたが、もともとの視聴者が少ないのか、歌舞伎町シャーロックほどのアクセスはありませんでした。
ほぼ、作中で謎が解明されていましたし、みんなそれほど石川啄木に興味がないってことかもしれませんね。
実は、アニメの解説は受けるのかと思って、ゆるキャン△や異種族レビュアーズも書いてみたのですが、こちらはどちらもなしのつぶてでした。
アニメの記事を書くのはいいのですが、ニーズを考えていなかったんですね。
どういうことを知りたいのかな?ってのを調べないで、自分の考えでこういうのは読まれるんじゃないかなって思ったのが、外れたんですね。
歌舞伎町シャーロックはたまたまうまくいったのですが、そのうまくいったものを軸にして、様々なやり方を試せたのはよかったかと思います。
うまくいった記事をまねて、読まれる記事ができるか試してみる
気になったり、困ったことが解決したら記事にしてみる
歌舞伎町シャーロックはアニメですが、他のゲームに関しても記事にしてみようという思いがあったので、その時プレイしていたビビッドアーミーについて関連していたことを書いてみました。
最近はあまり見なくなりましたが、エロを想像させるようなビビッドアーミーの広告が当時はあふれてましたからね。
その後、プレイを続けるうえでG123というプラットフォームはほかのプラットフォームと仕様が異なっていて、SNS連携ができると便利にプレイできることがわかりました。
ブラウザでプレイしていたので、スマホでプレイするという考えはなかったのですが、SNS連携して、家でも外でも遊べたら便利だろうなと思って調べてみたんですね。
そうしたらやり方が少しばかり大変だったので、解説にしてみたんですね。
今現在も割と多くの人に読まれているんで一定の役には立っているかと思います。
ここで、はっとしたのは、自分ではできて当然と思っていてもやり方がわからない人は割といるってことでした。
これはゲームだけじゃなくて、日常生活でも仕事でも自分はできるから当たり前のことになっているけれど、そのやり方を当たり前には知らない人もいるってことに気が付けました。
どこからが出来て当たり前なんだろう?っていう境界線をまず考えて、そんな境界線はよくわからなかったので、他の人はこの方法を知らないだろうって考えで、解説できることはないかって考えるようになりました。
それには、よく読まれている記事に関係してあることのほうがいいよなと思って、ビビッドアーミーに関連することを書いてみようと思いました。G123でプレイするとしたらビビッドアーミーがメインだと思ったので。
そうしたら、よく読まれる記事から関連記事を読んでくれる方が増えて、ああこれがテーマを絞って書いたほうがいいってことの理由だったのかって思いました。
テーマを絞れば、記事同士の関連性が高まって回遊性が上がりますからPVも上がっていくからです。
そんなこんなでビビッドアーミー関連の記事が多くなっていきます。
そして、他にやっているゲームってあったっけ?って思い返すとスマホで長く遊んでいる放置少女があったので、こちらも初心者向けの記事を書いて、それが読まれるようになったら関連の記事を書いていきました。
・自分が知っていることは大したことないと思わずに「これを知らない人はいる」という思いで記事にしてみる
「たまに読まれる記事」を教えてくれたトロッコ問題
ゲーム記事の中にトロッコ問題の記事があります。
ゲーム実況を見ていて面白いなと思って、解説した記事なのですが、書いた当初はほとんど読まれなくて、数か月してからなぜか急に読まれるようになりました。
おそらくですが、定期的に有名実況者が取り上げると、それによって検索する人が増えて、ぼくの記事にたどり着くという流れだったのでしょう。
たまに、いつもより多くアクセスがあることがあるので、毎日は読まれないけど、時期によってはぐっとアクセスが来る記事があるってことを教えてくれました。
これってきっと、本来は季節ネタ「お正月」「バレンタイン」「七夕」「お盆」「ハロウィン」「クリスマス」がこういう流れで読まれるんじゃないかなって気づきが出来ました。
試しに季節ネタを書いたりしてみましたが、そちらは読まれません。
ぼくは基本的にキーワード選定が間違っているんじゃないかなって思いますね。
最後に身近にあったツールに気が付く
で、これまでのような経験をしてきて、最近は「パソコンを20年以上も触っているじゃないか!」っていう気づきから、Windowsのことを書いたり、Officeソフトのことを書いたりしています。
長い年月使っていて、確かに自分も触りたての頃はわからないことがたくさんあったということをすっかり忘れてしまっていました。
いろんなソフトを使っていると、いつまで経っても新しい使い方が急に見つかることってあります。
以前から備わっている機能だけれど、仕事の流れをルーティーンにしているとそれ以外の機能を使おうとしなくなっちゃうからですね。
ふとした時に探すと「あるじゃんこの機能!」って気づくことがあります。
ソフトのバージョンアップに伴うものかもしれませんし、気が付かなかっただけのものかもしれません。
それでも、誰かが「こういった機能があるよ」って教えてくれれば便利に使用できるなぁと思って調べながら書いてます。
自分でも知らない機能がたくさんあって勉強になるなぁと思いながら書いたりしているわけですが。
ぼくにとってはパソコンだったりしますが、毎日仕事着を着ている人だったらその仕事着について書いてみたり、お弁当を作っている人ならお弁当で気を付けていることなど、自分が当たり前にやっていることを発信していいんじゃないかって思ってます。
当たり前すぎて気が付かないことが多いのですが、「え、こんなネタでいいの?」みたいな話を書いたら読まれるかもしれませんね。
遠回りした2年
というわけで1万PVに達するまでに2年もかかってしまったわけですが、ぼくのやり方は全くの非効率だったかと思います。
でも、やって実感しないと納得できないタイプの人は、こんな感じに遠回りになってしまうんじゃないかと思います。
おそらくPVが伸びなくて悩んでいる人もいると思いますが、続けていればいろんなところで気づきがあって、改善があって伸びていくと思われます。
インターネット上で声が大きいのはやっぱり成果を出した人です。
その人たちと比べてしまうと、自分が劣っていると感じてしまうかもしれませんが、それでも続けていれば伸びる可能性もあるわけですから、休んでも更新が3か月後になっても続けていけば伸びていくんじゃないでしょうか。
まぁとりあえず、平均3か月で1万PVにいくのに、2年もかかったダメな人がここにいるってことを知ってもらえれば幾分か気持ちが楽になるんじゃないですかね。
「まだ十日町Pよりはまし」って思っていただければと思います。
今回は以上です。
お疲れさまでした。
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