Excelでセルの値や文字を結合して表示する方法

2021年1月9日

空の勇者たち

空の勇者たち

YOUNG & FUN NETWORK TECHNOLOGY CO.LIMITED無料posted withアプリーチ

そろそろセルの値を活用したかったら何が悪い!

dummy
マリちゃん

別々のセルに入っている値を利用してつなげて表示したいんだけどそんなことってできるのかしら?

既にセルに入力されている値を利用して、新しい文字列を作ったり、値を作成したい時ってありますよね。

今回は、セルの値を利用して、結合して表示する方法を解説します。

セルの値を結合する方法

セルの値をそのまま結合する方法と、結合するときに、他の文字も併せて結合する方法の2種類解説しますね。

セルの値をそのまま結合する方法


たとえばですが、姓と名がセルに分かれて入力している時に、それぞれの姓名を使って、新しい名前を作りたい時なんかですね。

上の画像では「竈門」「炭治郎」「栗花落」「カナヲ」と分かれていますが、この中の「竈門」と「カナヲ」を一つに結合して「竈門カナヲ」にする、みたいな使い方ができます。



方法としては参照したセルの値を「&」でつなぐだけです。

つなげようとしている姓「竈門」はA2のセルに入っています。
結合したい名の「カナヲ」はD2のセルに入っていますね。

なので、イメージとしては

A2 + D2

です。
ここで、Excelではつなげるときに「+」ではなくて「&」を使うというルールがあります。

と考えると+を&に置きなおして

A2D2

となりますね。

ただし、「A2&D2」と打っただけだと、文字として認識されてしまうので、先頭に「=」をつけて、参照していますということが分かるようにします。

A2&D2

こんな感じですね。

あとはこの式をセルに入力すると
上のようになります。

dummy
マリちゃん

A2とD2の色が変わってるのは?

これは参照するセルの色と同じになっていて、区別がつくようになっています。
A2とかD2とかだけだと、どこを参照しているかわからないので、色を使って、「あ、ここを参照しているんだな」と分かるようにしています。

今はまだ簡単な参照なので、問題ありませんが、複雑な式になってくると参照している場所が違うとエラーになってしまいますので、後々便利さに気が付くはずです。


Enterを押して確定すると、きちんと「竈門カナヲ」になりました。

式を入力するときは、すべて半角入力にしてくださいね。

結合するときに他の文字も他の文字も併せて結合する方法


上の画像のように「炭治郎カナヲ」という文字を作るにはどうしたらいいでしょうか。

dummy
マリちゃん

わかったわ!全部「&」でつなげればいいんじゃない?

= B2 & と & D2

dummy
マリちゃん

こんなかんじね。

ではやってみましょう。



#NAME? と出てうまく表示されません。

dummy
マリちゃん

えー!
うまくいくと思ったのに…。

惜しいです。

発想はよいので、少しだけ修正しましょう。

実は文字を加える場合は、この範囲が文字ですよということを表す「”(ダブルクォーテーション)」を前と後ろにつける必要があります。

= B2 & & D2

修正すると上のようになります。
そのように入力してみました。
Enterを押してみます。
今度はうまくいきましたね。

文字を追加するときは「”」で挟むことを忘れないようにしましょう。

他の結合例

dummy
マリちゃん

他に結合したほうがいい事例ってあるのかしら?

必要な要素が離れていた時に、それを利用して別の結果を出したい時なんかは便利ですね。

dummy
マリちゃん

…。
よくわからない。


例えば、上の表のように、「年」「月」「日付」が離れていた場合に、日を入力するだけで年月日も表示されるようにしたい時、年月日が表示されるようにするには

年/月/日

のような形にする必要があります。

dummy
マリちゃん

・・・これもわかんない

2021/01/06

このような形にするということです。

dummy
マリちゃん

これならわかる!


で、改めてみてみると年は「O1」月は「Q1」日は「O3」に入っているのでこれらを考慮すると

=O1&”/”&Q1&”/”&O3

と入力したらよさそうですね。

うまく表示されました。
年月日を変えてみます。

変更されました。
年/月/日の形で値を参照するような関数があるので、その関数を使うときのために、値を加工して使えるようになっておくと便利ですよ。

おわりに

A2とかD2とか、Excelを始めたばかりの人は、戸惑ってしまうような表現があったりしますが、ひとつずつ分解して、意味を理解していくと、実はそんなに難しいことをしていないんだなってわかる時が来ます。

すぐにはわからないかもしれませんが。
なので、他の関数や動作の例でも、ひとつずつかみ砕いて理解していくと、少し時間はかかりますが、実力は上がっていくと思いますのでコツコツと進めていきましょう。

今回は以上です。

お疲れ様でした!

関連コンテンツ