消費増税に伴うポイント還元とは?利用する際の注意点を解説
現金派だったら何が悪い!
クレジット決済などは、明細が送られてきますが、明細が送られる日まで使った内容を把握していないと多額の合計金額にのされてしまうのが嫌なんですよね。
自分で支払って、あとで追加徴収がないのが精神的に健全かなと思います。
さて、10月1日の増税が行われますが、それに伴って、ポイント還元のキャンペーンも行われます。
こちらの仕組みとポイント還元を受ける際の注意点をまとめてみました。
それでは見てみましょう。
Contents
ポイント還元を受けられる店舗
ポイント還元を受けられる店舗には条件があります。
それは中小小売店ということです。
中小小売店の条件は以下の二つのどちらかを満たすことです。
・資本金5000万円以下
・従業員50人以下
いや、外出先でそんなお店の規模なんてわからねーよ!
引用:経済産業省ウェブサイト
対象のお店には専用の広報用ポスターが貼られていると思いますので、こちらのポスターを見かけたら、そのお店はポイント還元を行っているお店、という事になります。
ただし、お店の人のが自主的に貼る必要があるため、貼られていなくてもポイント還元を行っているお店かもしれません。
ポスターがなくてポイント還元を行っているのかわからない場合はお店の人に聞いてみるのが良いでしょう。
還元率に注意
先ほどのポスター、よく見ましたか?雰囲気だけ見てじっくりは見なかったかもしれませんね。
ポスターの中で還元率が「2%」と「5%」に分かれていました。
中小小売店 → 5%還元
フランチャイズチェーン → 2%還元
というように還元率に差がありますので、気を付けていないと
あれ、思ったよりもポイントが付いていない・・・?
という事にもなりかねません。
ポイント還元を気にするなら還元率も気にしましょう。
いつまでポイント還元が行われるのか?
ポイント還元にも期間があります。
税金を使って補助を行っているので、いつまでも、という訳にはいかないからです。
令和元年(2019年)10月1日から令和2年(2020年)6月30日まで
の9か月間の間になります。
その後は、対象のお店で買ってもポイント付与はされませんのでご注意ください。
ポイント還元を得るための条件は?
ポイント還元を受けるためにはキャッシュレス決済が必要となります。
キャッシュレス決済は以下のものをさします。
・クレジットカードでの決済
・電子マネーでの決済
・スマホでの決済
クレジットカードはわかるけど、電子マネーってどういうものなのかしら・・・?
スマホでの決済もよくわからないなぁ・・・。
電子マネーはあらかじめチャージ(プリペイド)しておくか、クレジットなどに紐づけしておいて、かざして決済をするタイプのモノです。
カードタイプの物もありますし、スマホの中に組み込んであるものもあります。
・Kitaka
・Suica
・nanaco
・楽天Edy
・WAON(ワオン)
などがあります。
これらは一部ですので他の該当する電子マネー決済もあります。
とはいえ、普段使っている電子マネー決済の方法は限られていると思いますので、自分が使っている決済がポイント還元対象なのか調べておくとよいでしょう。
ポイント付与してもらう時の注意点
ポイントを付与してもらう時には、注意点が二つあります。これらをおろそかにすると、買い物をしたのにポイントが付与されていない、なんてことにもなりかねませんのでご注意を。
ポイント付与上限に注意する
ポイント還元というと、買い物をするたびに還元されるようなイメージですが、還元の上限があるものもありますので、ポイント還元を狙う時には注意が必要です。
還元の上限があるので、上限に達してしまった場合、その後、ポイント還元対象のお店で買い物をしてもポイント還元されないことになります。
事前手続きが必要な決済は事前手続きを行うようにする
交通系の電子マネーと、一部のクレジットカードでは事前登録が必要になることがあります。
この登録を忘れてしまうと、ポイントが付与されません。
上記のカードはWEBサイトで登録手続きが必要になります。
リンクを貼っておきましたので、もし登録がまだという方がいたらどうぞ。
クレジットカードでは
ですね。こちらもリンク先が登録ページになっていますので、登録してみてください。
主要キャッシュレス決済サービス一覧
主要キャッシュレス決済サービスの一覧を載せておきます。
こちらを利用することでポイント付与を受けることが出来ます。
クリックで大きい画像を見ることが出来ます。
引用:経済産業省ウェブサイト
どこがお得なのか?
使用店舗で還元率が異なるので、どこがお得になるかはかなり吟味しないといけないでしょう。
しかし、決済方法での注目株はというと楽天ペイです。
注目は楽天ペイ
上限設定の所を見ますと、「25000ポイント/決済」とあります。つまりこれは、決済1回あたり、25000ポイントという事になります。
他の上限設定が「15000ポイント/月」などのように、定められた期間に対して上限が設定されているのに対し、楽天ペイはあくまで金額に対しての上限設定となります。
つまり、使ったら使った分だけポイントがもらえるという事になります。
ただ、一回の決済で25000ポイントという事なので、還元率が5%のお店なら50万円、2%のお店なら125万円までの買い物にしないと、それ以上はポイントが付与されないことになりますね。
そんな高額なものをバンバン買う機会もないとは思いますが。
まとめ
ポイント付与について押さえておきたいところは以下の通り。
・ポイント還元されるお店で買う
・還元率を気にする
・キャッシュレス決済を使用する
・必要なら登録を行う
・ポイント付与の上限を気にする
ポイント還元で、お得に感じる部分もあるかと思いますが、そのためだけに買いまくるのは考え物です。
買おうかどうか悩んでいるものがある場合は、買うチャンスととらえて購入に踏み切ってもいいかもしれません。
何が必要かを考え、ルールを有効に活用していきたいものです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません