Excelで 抽出する項目に対応した ボタンを配置して 抽出のオンオフの切り替えが できるようにする方法
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いちいちメニューを開くのが面倒だったら何が悪い!
以前の簡単にExcelの表で特定の項目だけ抽出して表示する方法で、見出しをクリックして、表示する項目を選択する方法もいいと言えばいいんだけど、もっと簡単に、例えばボタンを配置して、そのボタンを押すだけで項目のオンオフの切り替えができたりしないかな?
そうしたら楽ちんよね☆
以前の方法では、見出しをクリックして、項目のオンオフを切り替えていましたが、その方法だと、見出しをクリックするという手順が必要になってきます。
人によってはその見出しのクリックという手間がおっくうに感じられるかもしれません。
誰とは言いませんが、マリちゃんとか。
え・・・。
面倒に感じたら改善していくというのが正しい姿勢かと思いますので、今回はボタンを配置して抽出項目のオン・オフを切り替えられるようにします。
抽出項目をボタンにして配置する方法
途中までは以前と同じ方法になりますので、流用して解説します。
「テーブルとして書式設定」を使う
まずは、表のどこでもいいので、クリックして選択しておきます。
次に「ホーム」タブの上部メニューに「テーブルとして書式設定」があるのでクリックします。
テーブルの書式一覧が出てくるので、好きなものを選択してクリックします。
「テーブルとして書式設定」ウィンドウが表示されて、範囲を設定できます。
この時は、自動認識で範囲を設定してくれます。
範囲は点線で示してくれるので、狙ったところが範囲になっているか確認しましょう。
確認後は「OK」ボタンをクリックします。
自動認識じゃなくて自分で範囲を設定したい場合があると思います。
その時は、「テーブルとして書式設定」ウィンドウが表示されたらすぐに、設定範囲にしたい範囲をドラッグで囲みます。すると「テーブルとして書式設定」の範囲が自動で書き換わるので、その後、「OK」をクリックして確認します。
「OK」ボタンを押した後は、見出しに下向きの三角(▼)が付きます。
付かなかったら設定が失敗しているので、もう一度「テーブルとして書式設定」から設定しましょう。
「スライサー」でボタンを配置
見出しに下三角(▼)が付いたら、見出しをクリックして選択状態にします。
次に、上部メニューの「挿入」タブの中に「スライサー」があるので、クリックします。
「スライサーの挿入」ウィンドウが表示されるので、ボタン化したい項目をチェックします。
今回は店名と商品をボタン化してみたいので、「店名」と「商品」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
重なって表示されているので、ドラッグで移動させて重なりを解消しましょう。
ボタンをクリックして、オンにした項目だけが抽出して表示されます。
上の画像では、「店名」の「おひとりさま」だけがクリックされてオンになっているので、表の方でも「おひとりさま」のメニューだけが表示されています。
ボタンをクリックすると、クリックした以外のボタンがオフになって、抽出が解除されてしまいます。
でも、Ctrlを押しながらボタンをクリックすると複数選択することができます。
上の画像では、「店名」で「おひとりさま」と「末吉」を選んだので、二つのお店のメニューが表示されていますね。
メニュー、つまり「商品」に関してもボタンでオンオフができるので絞り込みができます。
2店の特定の商品の売れ行きを比較したい時などは、項目をそれぞれ抽出すると比較しやすくなりますね。
おわりに
厳密にはボタンではないのですが、スライサーというよりもボタンといったほうがわかりやすいかと思ってボタンと言い換えました。
このボタンを表示するまでは慣れないと難しく感じるかもしれませんが、いったん表示させてしまえば、あとの操作は直感的にわかるので扱いづらいと感じることはないかと思います。
見出しをクリックして項目を表示させる手間が減ったので使いやすいと思いますよ。
良かったら使ってみてくださいね。
今回は以上です。
お疲れ様でした!
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