マンガ【バジリスク~甲賀忍法帖~】伊賀と甲賀のチーム戦!チームバトルの金字塔作品のマンガ化!

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愛する者よ、死に候え
今回は山田風太郎先生原作・せがわまさき先生作画の「バジリスク甲賀忍法帖」をご紹介いたします。

残酷表現があるマンガなので、グロい表現が苦手な方はお控えください

あらすじ

忍者の家系として、ひっそりと暮らしている甲賀と伊賀。
数百年来の怨敵となる二つの流派は「不戦の約定」により平穏を保っていた。
甲賀の若者である、甲賀弦之介(こうが・げんのすけ)と伊賀の娘である朧(おぼろ)が祝言の日を間近に迎えようとし、二つの流派の統合がなされようとしていた。

徳川家康により忍法御上覧のために駿府城に呼ばれた甲賀の頭領・甲賀弾正(こうが・だんじょう)と伊賀の頭領・お幻(おげん)

それぞれの家臣、風待将監(かざまち しょうげん)夜叉丸(やしゃまる)の忍法勝負が行われた後、徳川家康から放たれた「ときにお主たち 徳川の世継ぎを決するために・・・命がけの忍法勝負をしてはくれまいかの?」という言葉を皮切りに、全滅するまで続く、忍者バトルが繰り広げられる。

 

こんな人におススメ

バジリスク~甲賀忍法帖~はこんな人におススメです。

  • チームバトルが好きな人
  • チームバトルで能力戦が好きな人
  • ロミオとジュリエット的な恋愛が好きな人

チームバトル戦の元祖

チームバトルというと、数人がチームとなって、それぞれが戦ってチームとして勝利をあげるという事を想像できることでしょう。

ドラゴンボールや幽遊白書、ダイの大冒険などでも取り入れられていますし、現代では定着したバトル方式です。

しかし、この作品の原作が発表された当時は1対1のバトルが主流で、チーム戦という概念はありませんでした。

原作の甲賀忍法帖は1958年12月から1959年11月まで連載された小説です。
既に60年以上前の作品ですが、現在読んでも面白いというのがすごいです。

チームバトルの肝は、誰と相性が良いかという点です。
全く歯が立たないような相手でも、能力のスキや攻略の仕方で形勢が逆転してしまうところでしょう。この作品でもチーム戦であるが故の相性があり、伊賀と甲賀の戦況が一進一退していき展開が想像できません。

チーム戦の妙を観たい方にお勧めです。

こいつの忍法はどんなものなのか考えるのがおもしろい

忍者の忍法というと水ぐもだったり、すいとん、土とんなどが思いつくと思いますが、そういったものではなく、まさしく固有の忍法というものをそれぞれが持っており、全ての忍法が、全く想像ができません。

忍法という概念がそれほどバリエーションがなかったであろう1959年当時にこれほどの技を柔軟に考えつく山田先生の頭の柔らかさに脱帽です。

恋愛要素もあり

甲賀弦之介と朧ちゃんはお互いにひかれあっているわけですが、実家同士が喧嘩をしています。その実家の喧嘩は「不戦の約定」によって一時休戦状態にあります。
祝言を間近に控えるふたりでしたが「不戦の約定」が解かれたことで、ふたたび両家の争いが再燃し、引き裂かれてしまう訳です。

敵同士になった二人は最後にどうなってしまうのかという恋愛の結末を見守るという側面もこの作品にはあります。

最後の部分は原作にほんの少しだけ改変が加えられているのですが、いいアレンジだなと個人的には思いました。

理解しがたいゆえに想像の入る余地あり

数百年の怨敵という感情は、現代のわれわれにはなかなか理解できない心情であります。「もっと仲良くしたらいいのに」と思う感情と「すれ違いがなければこうはならなかった」という感情を作品を読み進めると感じていくのではないかと思います。

「そうだよな、憎いよな、なら殺っちゃえ!」みたいな感じで、忍者たちの心情に寄り添えない分、冷静に見てしまう部分があるのかなと。

アニメもあります

2005年4月~9月の間にアニメ化もされています。

文章ではわかりづらい忍術も映像にすることで一目瞭然で、こんなすごい術を使っていたのか?という事を目の当たりにさせられます。

また、アニメのオリジナルエピソードも交えていて、弦之介と朧ちゃんに肩入れしたくなるような雰囲気も作っていますね。

マンガ版よりはややマイルドな表現になっています。といっても残酷表現はありますので、苦手な方はご注意です。

アニメ主題歌もかっこいい

アニメ「バジリスク~甲賀忍法帖~」の主題歌である「甲賀忍法帖」は陰陽座が歌う楽曲です。
youtubeで3500万回も再生されるほどの人気を誇っています。
アニメを知らなくても一聴の価値ありです。
youtubeの「甲賀忍法帖(MV)」はこちらのリンクからどうぞ。

スロットでも人気

ぼくもスロットからバジリスクを知った口なのですが、スロット界隈でもバジリスク甲賀忍法帖は人気です。

マンガやアニメが好きになって、もしお金に余裕がある方はホールに行って打ってみたりし手もいいかもしれませんね。

お金がかなりなくなる可能性があるので自己責任でお願いします。

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