Excelでやり方の分からない手順を調べて簡単に実行する方法

2021年1月26日

空の勇者たち

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Image by ErikaWittlieb from Pixabay
機能を探すのが面倒だったら何が悪い!

dummy
マリちゃん

Excelでやりたいことがあって、ヘルプを見れば解説が書いてあるんだけど、そうじゃなくて、わからない手順でも、もっと簡単に操作ができるようなそんな機能ってないのかな?

Excelでグラフを作ったり、表を作ったりするのは見たことがあって、「Excelで作れる」ということはわかっているのに、「どうやってそれを実行したらいいのかわからない」ということってありますよね。

そんな時に、簡単に調べながら作業を進める方法を解説します。

Excelでやり方の分からない手順を調べて簡単に実行する方法

大見得を切りましたが、もしうまくいかなかったらごめんなさい。

操作アシストを利用する

dummy
マリちゃん

操作アシスト?
なにそれ。

ごもっとも。
ぼくもあんまり聞いたことがありませんでした。


Excelで上段にある「何をしますか」をクリックします。

dummy
マリちゃん

えっ、あっ、これってヘルプのことじゃなかったのね。

そうですね。「ヘルプ 何をしますか」みたいに見えちゃいますが、別の機能です。

そしてこの「何をしますか」の部分が操作アシストになります。



「何をしますか」をクリックすると入力欄になるので、次に行いたい操作を入力します。

今回は唐突ですが、「挿入」と入力してみました。

セルの挿入
関数の挿入
コメントの挿入

の挿入に関する3つのアクションの候補が表示されます。

これで、やりたいことに近いことがあれば、クリックして選択することでそのアクションを実行できます。


別の候補も見てみましょう。

「計算」を入力してみます。

ファイル再計算
計算方法の設定
再計算実行
リレーションシップ

などが表示されていますね。

このようにして、次にやりたい手順を検索することにより、実際のやり方がすぐにわからなくても実行することができるようになります。

繰り返し機能で何度も実行

例えば、「行の挿入」を行ったときに、繰り返し「行の挿入」を行いたい時ってありますよね。

そんな時に、操作アシストの欄をクリックすると最近実行したアクションが履歴で表示されて、クリックするだけで簡単に再実行することができるのです。


操作アシストで「挿入」を調べて「セルの挿入」を実行してみます。


すると、次に操作アシストを使おうとしたときに、履歴としてアクションが残ってるので、これをクリックすると、同じアクションを繰り返せます。

この時は、操作アシストの欄に何も入力しなくてもいいので、繰り返しを行うのが楽ですよ。

ある程度やれることがイメージできていないと、思った結果が出ない

dummy
マリちゃん

これでExcelでなんでもできるわね

ところがそうでもありません。

dummy
マリちゃん

え?

結局のところ、文字で検索しているので、ある程度Excelで何ができるのかを想像できたり、どんなことができるかをイメージできないとうまい検索結果が出てきません。



仮に、数値の平均を出したくて、「平均」と入力したとしても、出てくる結果は

オートSUM
条件付き書式

の二つです。

オートSUMで合計を出して、それを割って平均を出す、という方法を考え付ければいいのですが、そうでなければ、一発で平均を出すようなコマンドってないので、やりたいことに合致していないわけです。

なので、もしかしたら、操作アシストは、ある程度Excelの機能を理解してからの方がより効果的に使用できるのかもしれません。

とは言っても、目的のものが見つかることもあるので、とりあえずは使ってみて、合う合わないを判断してみてもいいんじゃないでしょうか。

おわりに

今回は記事タイトルに書いたことが実は実現できていないかもしれません。

でも、こういう機能があるということを覚えておけば、何かの拍子に思い出して活用できるかもしれないので、今回は参考程度に考えていただければと思います。

今回は以上です。

お疲れ様でした!

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