Excelで抽出した項目の合計を出す方法
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合計が変わらなかったら何が悪い!
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前回の簡単にExcelの表で特定の項目だけ抽出して表示する方法で、表の項目を抽出するまではよかったんだけど、項目の合計が、抽出前の値のままだったんだよな。
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これだと抽出しても結局は再計算の手間がかかるから何とかならないかな・・・?
前回の記事で項目の抽出はできましたが、合計は合わせて変動してはくれませんでした。
抽出した項目の合計も一緒に出せると便利ですよね。
というわけで、今回は抽出した項目の合計を出す方法を解説します。
抽出した項目の合計を出す方法
割と簡単ですよ。
抽出前に合計は出さない
抽出前にオートSUMで合計を出していますが、オートSUMは使いません。
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そうなの?
抽出したデータの合計を出すには別の関数を使う必要があります。
なので、とりあえずは、「テーブルとして書式設定」だけを設定しておきましょう。
データ抽出後に合計を出す
まずは適当にデータを抽出します。
今回は店名でデータを抽出してある状態です。
抽出し終わった状態で、合計を出す部分のセルをクリックします。
次にオートSUMのボタンをクリックします。
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結局オートSUMじゃねーか!
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オートSUMなんだから当たりま・・・。
ん?数式バーに入っている式がオートSUMじゃないな
オートSUMの代わりに「SUBTOTAL」関数が入っています。
これにより、抽出した項目の合計を計算してくれるようになります。
一度設定したら、その後はそのままで大丈夫です。
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なん・・・だと・・・
抽出する項目を変えてみます。
項目にあわせて、合計が変わっているのがわかるかと思います。
これなら、抽出後に手動で再計算する必要がなくて便利ですよね。
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なぜこんなことに…
仕組みはよくわからないので、こういうものとして覚えておきましょう。
そのうちにSUBTOTAL関数の解説の必要が出てきたら解説したいと思います。
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そんなのでいいんでしょうか…。
いいんですよ。
まずは機能を実現してから、中身はその後、必要なら理解していけば問題ないとぼくは思っています。
スマホも便利で使っている人は多くいますが、中身を完全に理解している人ってほとんどいないでしょう。
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たしかに…。
Excelに限らず、PCのソフトなんかはこんな感じで覚えていけば大丈夫。
ただし、責任が発生するようなものはきちんと理解して作っていかないと後で大ごとになるので、そんな時はきちんと勉強しておきましょう。
数年後にだれもそれを修理できない、作れない、とか普通にありますからね…。
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こわっ
そうならないように仕様書とかあるといいですよね・・・(遠い目)
おわりに
同じオートSUMボタンでも機能が違うってところが今回のミソでした。
こういう仕様だとなかなか気が付かないんじゃないかと思います。
とはいえ、インタラクティブに値が変わるようにできるのは便利なので覚えておきましょう。
今回は以上です。
お疲れ様でした!
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